薬膳料理って何?普段の食生活で簡単につくれるの?
薬膳には、病気の治療補助となる「食療」と、
病気を未然に防ぐための「食養」があります。
普段の食事に、季節の食べ物を取り入れることは、
食養であり、薬となる料理。
つまり『薬膳』になるのです。
季節や体質、気候風土に合った食べ方をすること。
日本人は、季節の旬の食材で作られた家庭料理を食べてきました。
ご飯・みそ汁、主菜・副菜の一汁三菜の食事。
和食は、薬膳そのものなのです。
食事は、私たちの心と体の基本になります。
どこにでもある身近な食材そのものが薬となり、
私たちの土台をつくっていくのです。
6月の半ばを過ぎると、梅雨の季節の影響もあり、
湿気がつよく、蒸し暑かったり、寒かったりします。
夏のむくみ解消には、
今が旬のとうもろこしがオススメです。
尿の出を助け、水分代謝を活発にしてくれます。
軸や皮も捨てずに、丸ごと煮ておみそ汁やスープのだしにしたり、
ご飯と一緒に炊いてもいいです。
とうもろこしのひげも、炒めたり、おみそ汁にいれてください。
とうもろこしのひげ根にはカリウムが豊富に含まれており、
体内の水分代謝を整え余分な塩分の排出を促してくれるため、
むくみ対策にもなり、コレステロールを下げる作用もあります。
使わずに捨てるところはほとんどないのです。
むくんでいて、体内に水分がたまっている状態で、
冷たい飲み物を大量に飲んだり、
生野菜のサラダを取りすぎたりを続けていると、
夏バテになります。
妊娠力を高めるためには、
胃腸に負担をかけない食事を心がけることが、
老化を進めないことにもつながるので、
季節に応じて、夫婦の身体の状態をしり、
旬のものを食べることから始めてみましょう。
梅雨の季節の体調は、どんな感じですか?